2022年11月22日の朝活のテーマは「在日外国人の就学について」
文部科学省が、子供の就学状況について調査をしました。そのデータについて考察したいと思います。
まずはデータをチェックしてみましょう。
日本に住む外国人の子供の人数は
①小学生 87,033 人
②中学生 36,797 人
①+②=③123,830人
④就学者数 101,393人
③-④=22,437人(18.1%)
つまり、約6人に1人が不就学の可能性があるということが分かります。
小学校、または中学校に通っていません。入学すらしていません。
私たちは、保育園や幼稚園を卒園した後、全員が小学校に入学するということが当たり前になっています。
しかし、日本に住んでいる外国の子供たちは、そうではないことが分かりました。
これには衝撃。
親が外国人の日本での出生総数
親が外国人の日本での出生総数を見てみましょう。1987年~2020年のデータになります。
父母ともに外国人―415,148 人
父日本、母外国ー382,099人
母日本・父外国ー280,342人
父母が外国人であることで、言葉の壁が考えられます。
外国人の子供が教育を受ける権利
教育を受ける権利や医療・社会保障を受ける権利は、非正規在留外国人についても基本的人権として保障されています。
しかし、言葉が話せないことや、国籍の問題を抱えているなどで、自ら情報を入手できず、あきらめてしまうのではないでしょうか。
届け出が出来ず、就学までにつながらないのではと思います。さらに深い問題を抱えているのかもしれません。
また、人とのつながりを求めるチャンスがなければ、親は孤独になり、子供の教育へもつながっていかないのかもしれません。
子供の未来を考えると、私たちはこの状況を知らないといけないと思います。
出来る事をする
このような状況を私たちが知ることから始まると思います。
知って、どう感じるのか。子供の権利はどこの国にいても、教育、医療を安全にうけられることです。
国の方針を知り、在日外国人の考えを知り、必要な情報を提供していく。
母が孤独にならないように、おせっかいでも関わり、就学につなげていく支援をする。
育児サークルに出向いてもらえるような関わり。そこから、市町村や必要な部署につなげられる。
情報を知る機会を作り、外国の人と話す機会があれば、その国の教育や医療などを聞いて、日本の制度と比較して、自分なりに考えていく。
本を読んだり、学会に参加して新しい情報を得たり、自己投資をすることを惜しまないことが大切なのかな。
得られた情報は関心のある仲間に提供し、ディスカッションしていく機会を作る。
まさに朝活がそれ!毎日20分間と短い時間ですが、行動するところからのスタート。
このブログも一つの発信。一人でも、日本で起きているこの深刻な状況を知り、私たちに何ができるのかな?と考えてみることが大事!かも。
日ごろから、いろんな言語に触れていき、学び、使える時のために準備しておくことも大事。
多言語習得は、長い道のりですが、得られるものはきっと大きいよ!
全ての子供たちが安心して教育を受けられる国にしたいな!と強く思うSKYです。
教育は子供を豊かにし、自分で生きていく、夢を叶えていく道筋になるからです。
すべての子供たちに学びの楽しさを知って欲しい。
今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。