みなさん、こんにちは。
こちらは、平日の朝6:30~6:50の間の言語活動、グローバルヘルスに関連して活動をしている内容です。
まずは早起きできていることに感謝です。朝起きて、平和。今日も1日安心して眠ることができたことに感謝。
2022年11月28日~11月30日の朝活のテーマは認知症についてディスカッションをしていきました。
毎回、タガログ語の歌でスタート。
MISIAのeverything をタガログ語で聴きスタート。
毎日、タガログ語で唄う日本のソングを聞いております。
そこで発見したことがあります。
メロディーや気持ちをこめて歌う歌というのは、違った言語で聴いても、胸に響くことが分かりました。
Kiroroの未来へ、川の流れのようには、タガログ語の意味が分からなくても、心にハマる!感覚。
とてもとても心地よいのです。
そのあと、ベトナム語。こちらは、喉の奥から音を鳴らす感じ。
さてさて、今回のテーマは認知症。
認知とは
まずは、認知症の認知って何だ?
物事を知り、認めることです。漢字の意味、そのものですね。
具体的に実行機能、記憶機能、知覚機能、注意機能があります。
この4つの部分が欠けていて、明らかな記憶障害がある、認知機能の障害がある、生活に支障があるのが認知症の条件になります。
認知症の種類
認知症には様々な疾患が混じっています。
- アルツハイマー型認知症
- 脳血管性認知症
- レビー小体型認知症
- 前頭側頭型認知症
アルツハイマー型認知症
認知症の中で一番、割合が多いです。
大脳が全体に萎縮します。そして大脳皮質や海馬を中心に、多数の老人斑と神経原線維変化がみられます。この老人斑は、神経細胞外にアミロイドβ蛋白が蓄積してできる異常構造物。
ここで、アミロイド仮説というものがあり、アルツハイマー型認知症(ATD)の脳萎縮の原因である老人斑と神経原線維変化がATD発症に関係していると言われています。
65歳未満で発症した場合は、アルツハイマー病 Alzheimer’s disease(AD)と呼び、
65歳以上で発病した場合をアルツハイマー型老年認知症 senile dementia of alzheimer type (SDAT)と呼び分けています。
ADは、SDATに比べて進行が早く、失行、パーキンソニズム、けいれんなどの神経症が出現することが多いです。
血管性認知症
脳血管障害によって生じる認知症です。全認知症の30%を占めています。
脳血管障害(脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血)、高血圧、脂質代謝異常、喫煙、心房細動などの既往で好発します。
症状は抑うつ、自発性の低下、情動失禁、軽い物忘れが多く、、物忘れはアルツハイマー型認知症より、軽いまだら認知があります。段階的に悪化することが多いです。
軽度認知障害
健常と認知症の間があることをご存知でしょうか。
軽度認知障害 Mild Cognitive Impairment(MCI) で約400万人いると言われています。
このMCIが改善したり、予防可能なのか、維持できるのか、悪化してしまうのか、そこが大きな問題になります。
我が国では進行した認知症が約500万人ですので、もしMCIが悪化して認知症になると、約900万と驚く数字になってしまいます。
ここで歳のせいで、認知機能が低下している物忘れと、認知症は区別しておきましょう。
認知機能の評価方法
1.スクリーニング検査
・Mini-Mental State Examination ( MMSE ) ➡ 30点満点
27点以下はMCI疑いです。
23点以下は認知症疑いです。
質問項目をみていきましょう。見当識、記憶早期、計算、言語の分野の確認が含まれています。
・Hasegawa’s Dementia Scale-Revised
2.神経心理検査
・N-back課題 ➡ ワーキングメモリを確認する
・ストループ課題➡ 行動の抑制を確認する
ストループ課題を一緒に見ていきましょう!
3.脳機能検査
これらは、侵襲が少ないのです。痛みがありません。安全に行われます。
アルツハイマー型認知症の薬が開発されています。現在、最終段階にきているとか。
これからの治療の一つとして期待していきたいです。
認知症にならないために心がけることはたくさんありそうです。
次はそんな予防できることや、症状BPSDなども見ていきたいと思います。
今日は、ここらで終わります。最後まで読んでくださりありがとうございました。
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