みなさんは、裸足で外を歩く、道路を歩く、山を登るなど体験したことがありますか?
えっ!と思うかもしれませんが、我が国でも日常的に裸足で過ごしている人がいることをご存じでしょうか。
その方の生き方を聞いていると、スーパーエイジャー(SUPERAGERS)健康的長寿者に近づけるヒントがあるかもしれません。
今日は、普段から、裸足、わらじを履いて過ごしている友達のことを紹介したいと思います。
わらじを履いてマラソン
私たちの文化では家に入るときは、靴を脱ぎ、裸足もしくは、靴下を履いて家で過ごしています。
裸足が気持ちが良いなと感じることは普段意識していないことが多いです。
外出するときは、当然、履物を身に付けます。これが私たちの常識ですが、そこをあえて裸足になると、どうなるのでしょうか。
なぜ、そんなことを思うようになったかというと、
マラソン大会で、約99パーセントの方がシューズを履いて走っていますが、出場者の中には草履やわらじ、裸足で走っている方がいました。
以前に同じ大会で、裸足で走っている方とすれ違ったとき、えっ!うそやん!って思いました。
靴はどうした? 裸足、危ないやん、石やガラスなどに刺さったら、ケガするやん。
地面は熱くないんだろうか?冷たくないのだろうか?
などなど次から次へといろんな疑問が浮かんできました。
そして、友達が、わらじを履いて、先日開催されたマラソン大会ですれ違いました。
スタートがブロックごとに分かれていて、スタート前には会えなかったのです。
スタートして、しばらくしてKさんを発見!
わらじを履いて走っている!そのときの会話が
K!わらじで走っているの?
2カ月間全く練習してないねん。楽しく走るわ!
そのあと、4時間台で完走し、ゴール後もケロリとしていました。
Kさん65歳のたくましい女性です。
裸足の魅力
今日は、Kさんにインタビューしました。
Kさんは昔から裸足生活というわけではなく、2年前にわらじのようなゆるふわさんだる(マンサンダルと呼ばれているそうです。)を作るワークショップに参加し、サンダルと出会い、そこからサンダルや裸足で生活、走ることをしています。
このゆるふわサンダルは露出度が多いため、裸足に近い感覚です。鼻緒がゆるく、空間があり、裸足で走っている感覚で走れると言います。ちなみに私はまだ経験したことがないです。
裸足、サンダル生活の魅力を語ってもらいました。
解放感に満たされ、野生になるんです。
脚の裏に刺激を感じ、集中力が研ぎ染まれます。小さい石があたっても平気です。そして、眠っていた細胞が生き返る感じがします。これまでは、靴に頼っていたけれど、履かない生活をしている方が、痛いところが治っていくし、冷え性が改善しました。
靴が当たり前という常識を外すと、人間の能力が蘇ると感じます。この生活をしてから、運気が上がってきたのを感じます。
人との出会いが増えました。
食べ物にも気を付けるようになりました。身体に気を付けて、自分で食べるお米や野菜を作って過ごしたいと思います。
アフリカの部族は今でも裸足で生活をしていて、猫背も少ないように思います。
などなど。
Kさんは2年前に裸足、サンダルに出会ってから、
普段から、近くの山をサンダルで走り、
昨年は生駒山の100マイルレースに出場し、37時間走り続け完走しています。100マイルは160㎞です!
驚異の人!
フットケア
裸足、サンダルは露出部分が多いから、シューズに比べてリスクもあると感じます。
そのためにも脚に傷や皮膚に問題がないかを適宜確認して、丁寧にケアすることが大事になります。
毎日、自分の脚を大切に、マッサージすることも教えてくれました。
自分で行うフットケアが大切ですね。
Kさんが実施しているフットケアの紹介をしたいと思います。
足の指ストレッチの方法 お風呂で毎日することをおすすめ
- 足首回し
- 親指の先を持ち、付け根から右回し、左回しをする。順番に小指まで行ったら往復する。
- 手と足の指で握手をして、足首を回す。
- 足指上下
- 親指と人差し指を高い違いに上下させる。人差し指と中指というように順番に小指まで行ったら、小指と薬指の順番で往復する。
- 足指股開き
- 親指と人差し指の間をおもいっきり開く。次に人差し指と中指の順番に開いていく。小指まで行くと往復する。
- 足マッサージ
- 手を握り締めて(グー)握った第2関節のところで、ごりごりと足の甲、踝、アキレス腱、足裏をマッサージする。
- 足指ストレッチで指が痛いなら、指の付け根を痛みが取れるまでしっかりこする。
なるほど、なるほど。
お風呂に入らない場合でも、とにかく自分の脚、足の裏まで大切に、丁寧にいたわり、動かすことが大切だなと感じます。足は第2の心臓と言われるように、たくさんの反射区があります。身体の部分と共鳴しているのです。
みなさんも、裸足、わらじ、サンダル、などを日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
私は、まずは山をサンダルで歩いてみるところからやってみようと思います。
今日も最後まで読んで下さりありがとうございます。