2024年3月6日 水曜日
本日の朝活内容
グローバルヘルスとは何?
健康格差とは何?
日本WHO協会主催の勉強会に参加できました。
今日はそのシェアと自分の考察も含めて朝活でお話をしました。
目次
グローバルヘルス
グローバルヘルスとは
国や地域間に見られる健康の水準や保健医療サービスにおける格差を明らかにし、
そのような格差を生じた原因を解明し、
格差を縮小する手段を研究開発する学問です!
(国際保健医療学 第3版, 2013,p51)
様々な脆弱性が特定の人、世帯、地域などに集まります。
健康格差の要因には環境、所得、教育、保健医療、情報、知識、食糧、個人の生活習慣などがあります。
どのようなアプローチが必要なのかをまずは明確にしていくところからスタート。
健康格差の研究では、所得により要介護のリスクが大きく異なることが分かっています。
低所得の人は高所得の人より要介護になる割合が高いという結果でした。
出典:近藤克則らの研究「高齢者における所得・教育年数別の死亡・要介護認定率とその性差」
日本と世界の格差も大きい(日本はトップレベル)のですが、その中の日本の国内でも格差はあります。
僻地と都心部での格差。
アクセス、医療者の人的不足があります。
医療者が不足している僻地では、住民主体の参加への取り組みを行い、
健康増進に取り組んでいる地域があります。
例えば、住民主体サロン!
この取り組みにより介護予防につながっているとのこと。
地域の集いの場を作り、孤独にならない仕組みを作っていく取り組み。
その活動は急いではいけない、
焦らずに観察して、理解して、対話をしていくところからスタート。
一人一人が尊厳ある生き方ができますように!