第33回 氷上トライアスロン小海大会 その1(申込から前日)

氷の上⁈  さらに トライアスロン⁈

不思議な大会があるものです。

この名前を見た時に、名前だけ見て、参加してみたい!と思った自分。

今日は、この氷上トライアスロン大会に出場してきましたので、リポートしていきます。初出場でした。

会場は、長野県南佐久郡小海町で開催されました。

目次

トライアスロンといえば、みなさんが一般的にイメージするものは、スイム、ロードバイク、ランニングの3種目ですね。

この氷上トライアスロンは、スキー、ランニング、スケートになります。

スキーはスラロームスキー3.0km

マラソンは16.0km

スケートは10.0km

となります。

1人がこの3種目を連続して行います。ちなみに制限時間は4時間です。

参加資格は12歳以上の健康な男女です。

個人競技とリレー競技があります。

リレー競技というのは1人1種目ずつを担当して、3名で3種目を行います。

それぞれの特技を活かすことができます。

個人競技の参加料は1人11,000円です。中高生は5,000円。

リレーは1組 21,000円です。

こちらは前日に開催されるレセプション代金と傷害保険料が含まれております。これまでいくつかのトライアスロン大会、マラソン大会に参加してきた私からみると、

なんて安いの!

という印象を受けました。

通常のトライアスロン大会は距離にもよりますが、多くの大会はトライアスロン協会に加入することが条件であり、参加費は20,000円から50,000円くらいです。

この大会、主催は小海町観光協会がされております。小海町商工会が共催しており、また企業も後援しております。

この大会を通して、町おこしをしております。

実際に私も参加してみて、長野県の小海町の素晴らしさを知ることができました。

さて、エントリー開始は12月の中旬。エントリー期間はそこから1ヶ月です。

方法は申込用紙はFAXか郵送で送る方法です。その後に、銀行振り込みか現金書留となります。

選手受付が大会前日の14:00-15:20です。

私は遠方からの参加。受付に間に合うように前日入りして、会場を下見、練習をすることにしました。

エントリーの時に、前泊の宿の斡旋とスキーとスケート靴のレンタルの希望がありました。

宿は、小海町にある松原湖の目の前の旅館になりました。

お部屋の目の前が松原湖というとても情緒あふれた宿泊場。斡旋旅館がいくつかあり、エントリーのときに選択ができます。

なんとお部屋にこたつがありました。そしてフロントと会話ができる黒電話もありました。

その湖全体が凍っていることに驚きました。

湖の上に人が歩いていたりワカサギ釣りをしている風景がありました。

日本の中でもこのような場所があるんだ!と感動。

私も早速歩いてみることに。氷の層がかなり厚く、ドリルを使用して穴を開け、そこに釣り糸をぶら下げていくようです。

そんな景色を見ながら、氷の上を滑ってみました。

スキーのレンタルを済ませ、スキーの練習に向かいました。

私はこの大会に出ようと決めてからスキーを始めた初心者。スノボもこれまで一度もやったことがないという。

それでも、この大会に出るために滑る練習と歩く練習をしました。

こんな参加者多分いないと思います。

スキー場に到着!

受付までそう時間がないため2回分のリフト券を購入。

明日のコースをレンタルの店員の方に聞いて、そこに向かいました。

こんな坂を下るのか!

ゆっくり滑るのですが、恐怖心が強くなり途中で止まってしまう。

でも、なんとか滑れた。

次に歩く練習。スキー板で傾斜を上るのはかなりの筋力が必要。足に力を入れて、少し登ったところで気が緩むとそのまま落ちてくる。カニ歩きをして、上ることもしました。

明日は一体どれくらいの距離を上るのだろうか?

スキー場を後にして次は受付の会場でもある松原湖高原スケートリンクへ行きました。

このスケート場、スピードスケートの練習場であり、屋外に1周400Mのコースがあります。その中にフィギアのリンクもある作り。こんな広いスケート場を訪れることが初めてであり感動。

私は子供がスケートを習いたいと言った時に、待っているのが寒すぎて自分も習うことにした変わり者。でも、今回は習っていて良かったなと思う時が来ました。

大人になってからのスケート。その時にスケート靴を作りました。基礎からスタートしたのですが、今ではスケートは好きな種目。今回はそのフィギュアスケート靴で滑ることにしました。前日の滑りは良い感じ。こんな広い場所で滑走できるのが爽快。ここに無事に辿り着けて、スケートを滑っている自分をイメージしていました。明日が楽しみ。

受付の時に、大きな袋を一人一つずつ受け取りました。その中にはヘルメット、参加賞(たくさん)、トランジットの袋2枚、競技の冊子などが入っていました。

いよいよ大会は明日なんだなと実感。多くの選手たちが集合してきました。

競技説明会はスケートリンク内で行われました。

1つずつ競技の説明をして下さり、一通り終わったところで質問ができるようになっていました。

初めて参加する人はどうやら私を含めて数名だけのよう。

今回は雪が少なく、スキーのコースが変わったことをここで聞きました。えっ!

先ほど練習してきたコースとはどうも違うようだということが分かりました。

どんどん不安が強くなりした。

スキーの関門時間はありますか?

ないですよ。3種目で4時間の制限時間です。

助かったかも!とにかく4時間以内にゴールすれば良いんだな。

雪道ランニングコース 
スケート⛸️コース

この大会がとても温かい、人情溢れた大会であることを感じたのが、競技説明会の後に開かれた開会式と前夜祭でした。

スケートセンターからバスがありレセプション会場に向かいます。自家用車の方は個人で行く方法もできます。

会場はシャトレーゼスキーバレー小海レストラン。

会場に入るとステージ、テーブル、椅子があり一人一人座るスペースがありました。

ステージではバンド演奏の披露。なんとこの大会の歌があることにびっくり!

小海氷上トライアスロン讃歌

こんな大会見たことがない!

お料理、飲み物がたくさん用意されていました。

プロの司会(アナウンサー)がおり、盛り上げも上手。大会長、歓迎のご挨拶があり、この大会の運営の準備、おもてなしをとても感じることができました。

選手受付の時に、くじを引いておりその発表がありました。驚くことに全員がプレゼントをもらえるという嬉しさ。

自分の番号が読み上げられたら、商品を受け取りに行きました。豪華なプレゼントにびっくり。

お料理も美味しいものがたくさんありました。ステーキをシェフが焼いてくれて、焼き立てを食べることができました。

選手やそのご家族が参加できるもので、雑談をして過ごしました。多くのかたが顔見知りのようで、1年ぶりの再会を喜んでいる風景などもありました。

私は遠方からの初参加ということに驚かれました。

何度も参加しているリピーターの方が多いんだなと思いました。30回参加している選手の紹介がありました。

そして最後は打ち上げ花火が上がるということでみなさんで外に出て、空を見上げました。

打ち上げの時に、能登半島にこの花火の思いが届きますように!と言い打ち上がりました。

豪華な打ち上げ花火。冬の夜空に花火を見ることができるなんて思いもしていませんでした。

空を見上げながら、明日頑張ろうと思えたひと時。

リピーターになる大会であることが前日だけでも納得。

幸せな気分に浸りながら、こたつがある宿に帰りました。

当日の様子は次に続くよ!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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