潜在能力を発揮できるコツはポジティブな人と関わる

stacked of stones outdoors

センベイノ(モンゴル語でこんにちは!)

今日は、みなさんが秘めている潜在能力を発揮するために、普段からこころがけていきたいことについて

のお話しです。

目次

潜在能力とは何?

実用日本語表現辞典によりますと潜在能力とは「表面には現れていない能力や成長する力」のことです。

自分ではまだ気が付いていない潜在能力が隠れていて、それをなんとか表出したいと考えませんか?

あるいは、子育て中の方であれば、自分の子供の能力がこれから発揮され、夢に向かって進んで欲しいと願うと思います。

教育に関わっている方であれば、教えている子供たち、生徒、学生たちの能力を最大限に引き出すためにどのうように関われば良いのかと考えていることでしょう。

新しい経験をする

潜在能力を引き出すための最善の方法は、新しい経験に積極的に挑戦することが重要だと考えます。

新たな環境や役割に身を置き、チャレンジングな課題に取り組むことで、これまで隠れていた自分の能力が発揮されることが分かります。そのような成長する機会を自分から積極性に作っていくことを意識することです。

それにはどのような方法があるでしょうか?

新しい活動に参加してみる。例えば、新しい習い事をスタートする。

これまで、やったことがない役割を引き受けてみる。

海外に飛び出してみるのも良いチャンスでしょう。

留学であれば短期間であっても、これまでの環境とは異なる中に身を置き、そして、頭をフル回転させながら、過ごしていきます。

留学であれば、長期の方がより効果が出てくるでしょう。

いつも、同じ友達、心知れた人と過ごすことは、居心地が良いです。

しかし、居心地が良い空間は、安心して過ごせますが、未知の新たな能力の発揮までにはつながらないかもしれません。精神的な安心は大切ですので、これはこれで大切にしたいですね。

時々、多様性の中に飛び込み、身を置くことで、異なった考え方に触れることで、刺激を増やしていきます。

多様性の中に身を置くと、これまで自分が考えたこともなかったことに気が付き、知識が広がるだけではなく、

新しいアイデアも浮かんできます。新しい、イノベーティブな価値観を生み出してくれます。

そして自分の中の軸の太さが、膨らんでいくでしょう。

ポジティブな影響を与えてくれる人

自分を作っているのは、自分の周りの環境に影響される話をしてきました。

ポジティブな影響をもたらす集団に身を置くことも大切なことです。

その中で、自分にポジティブに働きかけてくれる人と一緒にいたいものです。

そんなポジティブな人の特徴をお伝えします。

1.会うと自分が良い気持ちになる人

2.人に力を与えられる人

3.意欲が湧いてくる人

この3つすべてに含まれる人が、あなたにポジティブな影響を与えてくれる人となります。

みなさんの周りを考えてみてください。そのような方はどなたでしょうか?

すぐに思い浮かぶ人は、あなたの潜在能力が現在進行形で引き出されている可能性が高いかもしれません。

3要素を持っている人は、心が広く、他者に対する共感があり、今に集中できる、そして逆境に強く、楽観的であることが多いようです。

仕事や生活の場面で、自分の能力と強みを引き出してくれるポジティブな人を見つけて、そのような人と関わることを意識していきましょう。

故人でも、その方の考え方、言葉、教えが自分を作り出しているものだとしたら、これからもあなたに大きな影響力を与えてくれる人だと考えます。

会話はポジティブワードからスタート

私たちは、気が知れる人との会話であると、ネガティブな会話からスタートすることも多いでしょう。

しかし、驚くことに、会話の最初の一言で、その結末が予測できるそうです。

会話の最初に怒り、ストレス、不快な言葉を入れて話をするときには、結末がそのような気持ちで終えることになりそうです。

逆に、ポジティブを意識して、元気がでるようなことば、例えば、「あなたに会えてなんか元気がでそう。」「いいことがありそう」 「気持ちがとてもよいです」 など前向きWordで話がスタートすると内容にも気持ちが付いてきて、影響を与えるということが分かります。

相手がストレス、怒り、つならないことを語る前に、自分から会話の空気をポジティブに変えていけると良いですね。

感謝する時間を作る

嫌なことがあったり、イライラする、とても落ち込むときがありますね。そんなときはお茶をのみながら、気持ちを落ち着かせる時間をとると良いです。

そのときに、24時間以内に起きた「心温まること」「うれしいこと」「きれいなこと」などを3つ~5つ考えてみてください。ポジティブなことを考えることで、私たちの脳はネガティブからポジティブに情報処理をしてくれるようになります。

脳に準備する時間を作ることでレジリエンス(困難をしなやかに乗り越え回復する精神的回復力)を強化できるようになります。

1週間に1度、10分間、良いことを考える人は、幸福度が高いだけではなく、仕事の能率を上げることができることが報告されています。

1日5分間のマインドフルネス

私が行っているマインドフルネスの研究では、高校生を対象に起床後に5分間のマインドフルネスを2週間実施してもらいました。

呼吸前に比べ、呼吸後には気分が良くなっています。

さらにストレスが低減しました。

身体的な症状の改善も見られました。腰痛、頭痛、倦怠感、眠気の症状もが軽減しています。

マインドフルネス呼吸法により、ストレスの発生を抑える背外側前頭前野を活性化させて、脳の省エネモードに切り替わっているのです。脳が省エネモードになると、エネルギー消費が軽減され、脳が休まります。

起床後に5分のマインドフルネスを取り入れてみるのをお勧めします。

さてさて、まとめです。

潜在能力をどれくらい発揮できるかは、どんな人たちに囲まれるかによって大きく影響すると言われています。

つまり、高い潜在能力を持つ人たちとつながりを持つと、自分のポテンシャルが発揮できる可能性も劇的に増えるということです。

みなさんの周りに、潜在能力が高そうな方がいますか? 1人でも多くの方を発見していってくださいね!

そして、そのような人を見つけた時は、大切にして関わっていくとよいです。

そのような方との関わりを通して、これまで自分にはない、新たな世界が広がっていくかもしれませんね。 

また、普段の日常から、ポジティブな言葉を使うように心がけ、感謝すること、

今を見つめるマインドフルネスの時間を1日5分作っていくと、体調の改善がみられ、自分の潜在能力を引き出すことにつながっていくかもしれません。

なんだか、とても夢があります。

少しの勇気ときっかけを自ら作り、自分の潜在能力を引き出していきましょう!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

BIG POTENTIAL ビッグ・ポテンシャル 

ショーン・エイカー

徳間書店

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次