ガーナの冒険 医療ボランティア

目次

ガーナでの医療ボランティア活動についてのレポート

ガーナに来ています。遠い道のりだった!(2019年のレポートです)

今まで自分の中でフツフツと温めていた海外ボランティアに行く決断をしました。

ガーナの旅での目的は大きく3つ

  1. 自分の時間と技術を人の為に使い、今まで貯めた自分のお給料のいくらかを現地の病院に寄付し役立ててもらうこと。
  2. 自分にできる活動を現地で探して、実践すること。
  3. 積極的に1日5人以上の方に自分から話しかけること。

誰1人と知り合いがいない地域に、1人で現地入り、現地の病院に飛び込むことからのスタートでした。

1人参加のため、家族がいると安心という気持ちと情報が欲しいため、私はホームステイを選択しました。

海を渡る前に、ボランティアを支援してくれる団体に申し込み、ホストファミリー先を決めてもらいました。

病院に近い所(できるなら徒歩圏内)、女性の家をリクエストして。

到着初日は緊張しました。日本人は誰一人と見当たらなかったです。

初日だけではなく、それ以降も帰国まで日本人とは会うことはなかったし、見かけることもなかったです。

ホストママと毎日お話しをして、ガーナの日常をいろいろ教えてもらいながら楽しんでます。

産科病院での活動

病院のスタッフを頼りながら、生活していきました。

ガーナの病院では助産師として日勤、夜勤をしました。

日本の助産師免許が使える数少ない国です。

出国する前に免許の書き換えや届け出などの数々の手続きがあるのですが。

毎日、赤ちゃんとお母さんの笑顔を見ると、遥々ここまで来れて良かったなぁと感じてるところです。

日本の医療とアフリカの医療はかけはなれていることは想像していました。

自分に何ができるか

自分が帰国した後でも、何か1つでも続けてもらえることを模索しながら日々行動。

現地では、使い捨て手袋を装着していれば安心という考えが多いように感じました。

自分がいなくなっても、助産師達だけの力で考えてやっていけるようになって欲しいと願う。

その為に自分に出来ること。

まずは、スタッフの清潔不潔の概念が乏しいので、現地にある物品でのレクチャーを始めることから。

手洗いができない分娩室で、衛生面でのレクチャーをしました。

一つの行動として、数日後に看護部長のところに行き状況を話しました。

看護部長に話したら、あなたに、ここの助産師の教育をして欲しいと。嬉しいお言葉を頂けた。

でも、先は遥々長いと感じる。

その後、1週間が過ぎると、私のことを信頼してくるようになり、

あちこちで声をかけてくれるようになりました。

妊婦さんが入院してきたり、分娩が開始すると、呼ばれるようになりました。

海外で勇気を出すか、出さないか。

一歩踏み出すことで、その国の何かが変わるなら冒険心は必要。

ガーナは多言語国家

約80の言語が使われていると言われています。公用語は英語。

そして、現地の方が一般的に使うのがチュイ語です。

私が住んでいた地域では英語とチュイ語の2つを主に使っています。

彼らは私と話しているときは、英語で話しかけてくれます。

しかし、無意識のうちに英語からチュイ語に変わってしまうことが度々あるけど、パッションで伝わる!

ホストママが「ガーナ人でも言葉が通じないことはよくあるんだよ。

ジェスチャーも頻繁だし、表情も見てコミュニケーションしているから通じるんだよ。」

パッションの国。非言語的コミュニケーションが本当に大切だと実感。

現在はコロナ禍中、マスク着用が多いから、表情の半分が隠れてしまい、苦労するだろうな。

ガーナの家族、ホストママ、スタッフのみんなに会いたいな。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次