行動をすぐに起こして実践する人と、なかなか動けない人の違いはなんだろうか?と
考えたことがありませんか?
今日はその真相を探ってみたいと思います。
決断TIME
行動をするには、まず座っているならば、立ち上がることなんです。
当たり前だと思いますが、これが出来ていないから、あれこれと考えてしまうことが多いのです。
その立ち上がるまでの、時間は5秒。私はその5秒間を『決断TIME』 と呼ぼうと思います。
例えば、「今から、本を返しに行こうか」と思ったときに、すぐに決断TIMEがやってくるので、そこで、すぐに立ち上がるのです。立ち上がることができれば、脳は次の行動に向かうように、準備しなければ!と考えていきます。本をかばんに詰めて、図書カードを持って、、、、。返却ができます。
5秒の決断TIMEを逃すと、本の返却までに時間がかかってしまいます。そのまま、今日は返却しなくてもまだいいか、、、。なんて思い、期限ぎりぎりになったり、超過したり。
ぜひ、何かをやろうと決断をしたときに、決断の魔がやってきたと思って、立ち上がる決断をしてみてください。
また、考え事がでてきたとき、人はゆっくりとソファーに座り、どうしようかと考えることが多いとおもいますが、脳の活動はゆっくりになります。同じ考え事でも、立ち上がり、そして動きながら考える方が、脳の活性が高まり、解決が早くなると言われています。
座位生活の弊害
座った状態と、立位では、そんなにも違うものなのかと思いますが、最近は長時間の座位生活が、メンタルヘルスに悪影響を及ぼすことが分かってきました。
さらに恐ろしいことに、1時間座り続けると余命が22分短くなると言われています。
座る時間が長くなるほど死亡リスクは高まり、
という報告があります。
その他、肥満、糖尿病、メタボリックシンドローム、心血管疾患、がんなどの発症にも関連しています。
世界の中でもよく座る民族
シドニー大学が行った「世界20か国における平日の総座位時間」の調査によると、
日本人の座位時間は420分と最長です。サウジアラビアと並んでいます。
次いで台湾・ノルウェー・リトアニア・香港・チェコ・スウェーデンの360分。
世界20か国の中で最も短い国は、ポルトガル150分でした。日本人は勤勉だから勤務時間が長くて、その分、座位の時間が長いことと、休憩時間をあまりとらないことが考えられます。
最近、立位で勉強したり、立位で仕事をする国が増えてきていますが、日本の学校や会社では、まだまだ少ないように思います。
スタンディングデスク、なかなか手に入らないかもしれませんが、そんなときは、こまめに立ち上がると良いですね。小学校なら45分授業で中高は50分授業だから、丁度良い感じで休憩時間がやってきます。
大学になると、90分が1コマの講義時間なんですね。
講義する教員が、このようなことを理解していると、学生さんに途中で一度、立ち上がって休憩しよう!
となるのです。
私も、実践しています。そうすることで、後半の集中力が持続し、理解度も高まっているように感じます。
さあ、何かをやろうと思ったときは、立ち上がることをまずやってみようと思います。
その時間は決断タイム5秒です!
今日も最後まで読んで下さりありがとうございます。