フィリピンセブ島をおそった台風22号の被害 

big waves under cloudy sky

今年もあと2時間で終わり、新しい年2022年を迎えようとしています。

日本は平和に年を越していきそうです。しかし、世界の各地では、安心して過ごすことができない地域があります。

残りの時間は世界で起きている出来事に目を向けたいと思います。

ちなみに、この記事を書き出したのは現在2021年12月31日22時02分です。

今日はワールドヘルス問題。

目次

巨大台風22号のオデットがセブ島を直撃

2021年12月16日にフィリピンを大きな台風22号が直撃しました。台風の名前はオデットとつけられています。

フィリピンのこの情報は、被害にあってから2~3日は日本でも、取り上げられていましたが、2週間経過した今、

日本ではほとんど情報が入ってこなくなりました。

私はフィリピンに3回旅行をしたことがあり、現地の友達も何人かいて、大好きな国です。

現在も、連絡を取り合っている友達が10人くらいいますので、とても身近な問題として胸が痛くなります。

死者400名越え、被災者数3,599,109人 12月24日発表

現地の友達に連絡を取り続けていましたが、返事がなく、大変な状況なのだと想像がつきました。無事を祈るばかり。

4日後にやっと取れました。 ネットや電話の回線が途絶えてしまい、連絡ができなかったと。

私のメッセージを一時的につながった状況から受け取って、返事をくれました。

友達からのメッセージは

Today is the 4th day after the typhoon.

No water

No electricity

No gasoline

Nothing at all

飲み水がない状態。

台風が過ぎてから2週間が経過しました。

昨日、セブ島の友達に話しを聞くと、疲労で憔悴していました。

しかし、お水を買ったり、ガソリンを買うために仕事をしなければならず、

その日を暮らすのが精一杯の状態だということが伝わりました。

水も食べ物もガソリンも値段が高くなっているとのことです。

健康被害について

被災後は、生活する場所が奪われ、被災地で生活する人が多くなります。建物が全部飛ばされたり、潰れてしまったり。写真や動画をみるととても悲惨な状況が分かります。

台風は脅威です。

住む家が無くなり、集団生活を余儀なくされ、睡眠が安心してとることができず、食事も栄養が十分に取れず、衛生面も保障が低下します。

感染症のリスクが急激に高まります。現在ではCOVID-19への感染も心配です。

被災地で長期間過ごすと、抑うつ症状が出てきたり、精神の安定が保てなくなり、相手に厳しくなる、ピリピリするなど、メンタルヘルスのケアが必要になります。

支援について考える

現在ユニセフが現地の調査を行い、必要な支援を開始しております。

私は英会話の先生がセブ島に住んでおり、英会話教室を通してセブ島に募金をすることができました。

また、連絡を取り続け、励ますこと、勇気を与えること、必要な情報やメッセージを送り続けることも大切な支援だと思います。

みなさんも、世界の出来後に関心を持ち、身近な問題として、ご自分にできる支援について考えてみてください。

きっと何か皆さんにもできることがあると思います。

ユニセフの自然災害緊急募金も開始しております。

世界中のみなさんが、心穏やかに新年を迎えられますように。1日も早く復興ができますように。

世界の一人でも多くの方が、世界で起きている出来事に目を向けて、向き合うことが大切だと感じられますように。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

来年もよろしくお願いします。

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