価値ある話術

man in black suit jacket and black pants standing near the railings

今日は、興味や関心を引く話術について語ろうと思います。

みなさんは、人に何かを話すとき、ポイントとなることを考えながら話されていますか。

私はかしこまった場所や人前で自分が話す時に、伝えたい内容が、みなさんに上手く伝わったのだろうかと思う時があります。

私は、週5日間、毎回約20分間、あるテーマを取り上げて、話をしています。

人前でお話をする機会をどんどんと作り、話術を磨いていきましょう。話していく回数が増えると、緊張は軽減します。緊張と上手く付き合うことができるようになっているのかもしれません。

経験数がものを言うというのは、案外あたっていますね。一緒に成功体験をこつこつと積み上げていきましょう。

目次

価値ある時間の提供

人前で話しをするときに、録音をし、話し終わった後にそれを振り返りのために聴き直すことがあります。

客観的に自分の話しを聞いてみると、まず自分の声に不思議な感じがします。違和感。他にも自分の話し方の特徴に気が付くことができます。話しているときに、笑っていたり、相手が話してくれた内容に関して、返事が上手く返せていない、などといろいろ見つかります。みなさんも、自分の話しているのを、聞いてみてくださいね。おもしろいですよ。自分のコミュニケーションに関して、新たな発見ができると思います。

何事もある程度、継続することが大切であると思っていますが、次の目標は、価値ある時間を提供していくことです。

毎朝、早起きをして、貴重な時間を作り、自分の話しを聞いてくださる皆さんへ、価値ある20分間を提供できるようになりたいなと思うようになりました。

リスナーの方に、興味を持ってもらい、そしてできる限り聴きやすくするにはどうしたらよいのかと考える時間を取っています。

少し、念頭に置いておくだけで、分かりやすく、そして聞き手が、もっと聞きたいな!と思えるようになることがありそうなので、今日はそのようなことをお伝えしていきます。

話の主役を自分から相手にする

私たちは、話をするときに、自分は、、、。と主語が自分になって、その内容も自分のことを話すことが多いかと思います。そこで、視点の変化を行い、自分から相手に向けることで、相手は興味を持ち、話の続きを聴きたくなる心理に変わります。

思い付きでは、人は話を真剣に聞き入る状況になるのは難しいかもしれません。しかし、自分に少しでも、関連する事柄だと気づくと、人は話を聴きたいなという思いになります。何の考えもなく、おもいつくままに、素直に自分の考えや要望を伝えるだけでは、相手は話を聞こうという気にはならないかもしれません。

例えば、子育てで苦労したお話しを相手から聞きたい場合にお願いをするときのケースでは、

あなたの子育ての話を聞かせてくれませんか?(私は知りたいです)

これは主役が自分であり、自分が知りたいと押しすぎになっています。

自分から相手に視点を変えると次のような言い方ができるかもしれません。

子供を持つ親の立場として、どんな思いをもっているのか、あなたが話してくれることで、多くの方が気付きをえるかもしれないです。

言葉の語彙を膨らますだけではなく、視点を相手(あなた)中心に変えてみると、話してみようかなと考えてくれる可能性が高まりそうです。

話しの組み立て方法

大切な話しを人前でするときは、見える化をすると分かりやすくなることに気が付きました。

まずは仮説を立てる

相手はこう考えているのではないか?と仮説をたててみます。

その後に、検証。

他者に話を聴いてもらい反応を見る、意見を聞く、根拠や裏付けをとるなどしながら、より主役が相手になるように話を磨いていくことがポイントです。

この繰り返しで、続きが聞きたくなる、つかみを完成させることができるのです。

ポイントは、ノート(紙)に話す枠組みを書いてみるのが良いです。

書き方は、いきなり相手に視点を向けるのは難しいため、まずは自分が主役で書きます。

スタートは自分であり、自分が話したい内容から作っていきます。それから、出来上がったものを、相手が主役に変えていくという方法です。①から②へシフトします。最後に③まで考えられると、まとまりのある話になります。

①主役は自分: 誰が、誰に何を伝えて、どうなってほしいか

②主役は相手: 誰がどのようなことに悩み・課題であり、どうなりたいか

③この悩みを解決するのは何か

上記の①~③ができたら、話す内容の要点をまとめていくと良いでしょう。

自分の考察を最後に伝えてると、話の内容がぐっと深まるでしょう。考察は、ある程度考える時間が必要だと考えます。話しながら考える方法もありますが、話す前にはある程度、ポイントをまとめておくと、聞きやすいです。これだけは、言い忘れないように言おうと思うことは、キーワードだけでも書いておくことをお勧めします。

心を動かす技術

  • 相手にとって、何らかの利益やプラスになることを話しの最初にお伝えすることです。

どのような利益が見込まれ、自分にどのようなメリットがあり、どのように役立つのかを伝えると、聞きたくなるでしょう。

例えば、煩雑な作業が簡単になる方法、それは時間の節約になります。

非効率性から効率向上できる方法、不便なことから便利な方法などです。

  • 身近なテーマを話題にする方法です。自分に関連していることには興味を持ってもらえます。

衣食住、健康、時事、経済、教育、育児など。

また、自分のことに関心が高いのは当然ですが、自分を取り巻く環境がよくなることにも、興味と関心が高いです。趣味、仕事、家族、住まい、コミュニティ、将来のことなどたくさんあります。

SDGs17の目標は、私たちの世界を取り巻く内容が含まれています。

そのため、SDGsに日ごろから関心を持ち、それについて考えていくことは、身近な話題であると考えます。

話術は、しぐさや表情、声のトーン、文章の長さなども重要です。

次回は繊細な部分についても深めていこうと思います。

今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次