開発協力 貴重な水

person washing hands
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開発途上国と支援 水の問題 

みなさん、こんにちは。SKYです。

私は仕事にひとくぎりをつけて2年前にアフリカで医療ボランティア活動をしよう!

と決めて、ガーナに行きました。

さてさて、今日は質問をしてみたいと思います。

水の無い日常生活を考えてみたことはありますか? 
実際に体験したことはありますか?

今回は私がガーナで体験したことを交えて水事情の問題について共有したいと思います。

飲料水

日本で生活をしていたら、水道をひねればいつでも制限なく水が出てきますね。

私はこのような生活が当たり前と感じていました。アフリカに行く前までは。

私が生活することになった、アフリカのガーナでは、家庭でも病院でも水道からの水は出てきませんでした。

たまーに、出るときもありましたが、ちょろちょろと出ては止まってしまいます。

そして、出ないと分かっていても、水道の蛇口があると、回しては、水が無くて溜息をついたり。

飲む水は全て、お店や売り子さんから購入して手に入れるのです。

歯磨きのお水も購入し、ビニール袋に入っているものを使いました。なんと不便なんだと。

生活水

生活水は貯水や雨水を利用していました。

シャワーや入浴の習慣はなく、バケツ1杯の水浴びです。

身体の目立った汚れを落とすためであり、さささっとタオルを使い、身体にかける感じです。

シャンプーやリンスなんて出来ない。(水がバケツ1杯のみだから) 

2週間を過ぎ、髪の毛をシャンプー出来ないと、髪の毛が硬くなり、もつれてきました。

3週間ぐらいから固まってきましたね 笑。 そして、皮膚が痒かったです。

多くのアフリカの人が髪の毛を少しずつ丁寧に編み込んでいました。

とてもおしゃれにしている理由の一つがこの時、分かってきました。

トイレ

皆さんもご存じの通り、清潔な飲み水を得るためには管理された上水道や井戸なが必要であり、

適切に、し尿処理をするためには下水道を作り、トイレを設置することが必要です。

開発途上国では井戸や上水道がないため、清潔な飲み水を得ることができません。

また、排泄する衛生施設が管理されておらず、野外で排泄することもありました。

ガーナに到着した1日目、空港からホームスティの家までトロトロというバスに乗り8時間の移動。

このバス、満員になるまで出発してくれません。20人が定員であれば、40人ぐらいになるまで待ちます。

どこまで、詰め込むの? 出発時間10分前にバスに乗り込んで、出発できたのは1時間後のこと。

狭いし、私の膝の上には途中から子どもが座ってくる。びっくり。

子ども達には大人の膝に座るのは当たり前の習慣のようでした。

途中でのトイレ休憩はみんな野原で済ませていました! 探してトイレを発見。喜びは束の間。

トイレはコンクリートの一角でした。便器も水も勿論トイレットペーパなんてものはないです、、、。

コンクリートのトイレ。どうやって使用するのだろうか。時間がなく、誰にも聞けず、、。

初日スタートから、カルチャーショックの連続。

SDGs持続可能な開発目標

 SDGsのことはご存じでしょうか。ここで少し説明したいと思います。

Sustainable Development Goals (SDGs)は2015年に国連サミットで採択されました。

2016年から2030年までの国際目標です。17の目標と169のターゲットから構成されています。

目標6には「すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する」

という目標があります。

現在、サブサハラアフリカではこの水のアクセスできないことが最も深刻です。

安全に管理された飲み水を利用できるのは、わずか4人に1人なんです。

水が無いこと、し尿処理ができないことが、私たちの健康にどのような影響を及ぼすのかを、考えていきたいと思います。

とても深刻な問題です。 開発途上国と支援 そしてガーナの旅は次回に続くよ。

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